ボランティアの心構え

記事番号: 18-68

公開日 2024年09月04日

更新日 2024年10月15日

ボランティアのための4つの○○

めざせ!4つのモットー

  • 自分の考えに基づき<義理・義務から自由なやる気(主体性)>
  • 個性で出会い<対等に交流して、求めに応じて支援(連帯性)>
  • お互いの喜びのために<地位・名誉・金銭を求めない、信頼とほほえみをもらおう(無償性)>
  • 暮らしの仕組みを創り出していく<人間らしく暮らせる社会を市民参加でつくっていく(社会性)>

そのための4つの心がけ

  • ケジメをつけよう<はじまり、おわり、記録、約束>
  • 続けよう<無理なく、家族・職場の理解>
  • 体温で触れよう<心をこめて聴く、率直に本心でぶつかる>
  • 境を越えよう<男・女・若者・子ども・お年寄り・障がい者・仕事・民族などを越えて人格と人格のネットワークを>

ボランティア活動の心がまえ10か条

第1条 まず自分の身のまわりのことからはじめよう

自分の身のまわりを見渡すだけでも、いくつもの問題が顔を出していることに気がつくでしょう。まず身のまわりの小さなことから取り組みましょう。そして次のステップに。

第2条 相手の気持ちになって

活動には相手があります。相手が何を求め、何を必要としているのか。常に相手の気持ちになって考え、行動することが大切です。

第3条 無理をせず、細く長く

ボランティアは継続することが大切。無理をせず、可能な範囲で継続して活動すること。そのことによって信頼が生まれ、活動の喜びも深まります。

第4条 約束を果たすのはすべての基本

ボランティア活動は気ままな奉仕活動ではありません。約束したことはどんな小さなことでも守ることが基本。安易な安請け合いは、信頼関係を崩す原因になりかねません。できることとできないことははっきりと。

第5条 活動にはけじめが大切

自分たちのグループの人数、時間、能力を常に認識し、活動の量、時間には一定の限度を設けることも大切です。能力の過大な評価や、過信は、継続の最大の障害になります。はっきりとしたけじめをもつことを大切にしましょう。

第6条 活動の記録をとり、たえず点検を

日常の活動記録をとりましょう。実績の評価や、活動の点検をし、反省の材料につながります。

第7条 たえず学習し続けよう

絶えず学習し、知識や、技術を身につけ、人格的に成長し続けることが大切です。自身の成長を顧みるえりみる姿勢が、活動の質を高め、ひとりよがりの活動を防ぎます。

第8条 常に謙虚であること

ボランティア活動は、相手の「協力者」、側面的な「援助者」となることであり、「してあげる」という類のものではありません。ひとりよがりの善意の押しつけが、相手にとって迷惑になることがあることを自覚しましょう。

第9条 家族や職場、周囲の人々の理解が必要

息の長い活動は、家族や職場の同僚といった周囲の人々の理解があってはじめて可能です。活動を言い訳にして、周囲に甘えていたのでは活動もできません。

第10条 秘密を守ることから信頼へ

活動を通してプライベートな相談をうけることもまれではありません。しかし、必要なこと以外は決して他言してはいけません。秘密を守ることが、信頼につながり、より充実した活動へと発展していきます。

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