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第1回「移乗のためのリフト」

6月

なるほど!福祉用具 

                                                作成 青森県介護実習・普及センター
                                        協力 青森県介護実習・普及センター介護機器

                                                     普及事業運営協議会

福祉用具は、ご本人の暮らしを支え、ご家族の介護負担を軽減するなど、生活を便利に豊かにする道具です。

一方で、必要になるまで見たことも聞いたこともない、あるいは使ったことのない道具がほとんどです。

そんな福祉用具を、使い方や特徴なども含めてご紹介します!

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第1回  「移乗のためのリフト」 

 

リフトとは

・ベッドから車いすやポータブルトイレに乗り移る際、吊り上げて移乗する「リフト」という福祉用具があります。

・介助される人を「持ち上げ」なければ移乗できない時にはリフトを使いましょう。リフトを使用することにより、介助者を腰痛等の危険から守ることができ、介助される人にとっても安全です。

 <床走行式リフト>

床走行リフト
メーカー:株式会社ミクニ
商品名:床走行式リフトマイティライト
介護保険レンタル対象商品

・キャスターがついていて、床を転がして移動するタイプです。

床走行リフト使い方

リフト使用の利点

・介助者が介助される人を抱え上げる介助方法は、介助者の身体を痛めるだけでなく、利用者を転落、骨折させる危険があります。

・人の腕で支えられるより、より広い面積で支えられるため安心で快適に移乗できます。

・介助者に力は不要です。

 

ベッドからの移乗の手順

ベッドからの移乗の手順 

リフトの種類

いろいろなリフトが市販されていますが、代表的なリフトの種類をご紹介します。

 <ベッド固定式リフト>

ベッドからの移乗の手順

 ・ベッド周辺で、ベッドと車いす等へ移乗する際に利用します。

 

 <据置式線レール型リフト>

 据え置き式レール型リフト

 ・支柱を設置して、レールの範囲で移乗を行います。

 

 <床走行式リフト>

 

床走行式リフト

 ・キャスターがついていて、床を転がして移動するタイプです

・ベッドの下の空間にキャスターが入ることが、使用の条件です。

 

吊り具種類

リフトに取り付けるシートを「吊り具」といいます。

身体の機能や使う目的にあった吊り具を選びましょう。

吊り具種類

   シート型              脚分離型               セパレート型

安定感があります。     座ったままでの着脱が可能です。    トイレに適しています。

  

 

 

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「なるほど!福祉用具」に関するご意見・ご感想がございましたら、こちらの連絡先までご連絡ください。

 

青森県介護実習・普及センター

TEL:017-774-3234

FAX:017-774-3235

Eメールアドレス: fukushi-net-aomori@aosyakyo.or.jp

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